Journal Club

年度別(4月-12月)

2025年度

発表内容:

シリコンナイトライド(SiN)によるKerrソリトン発生と,シリコン(Si)による変調器,分散補償器,受信器を集積し,シングルモードファイバー上でWDM通信を実証した.長さ20 kmのSMF上で1.68Tbit/sの通信速度を達成したほか,40 kmのSMFでの分散補償を市販トランシーバの1/6にまで低減することに成功した.将来的に10Tbit/sを超えるデータレートを達成する可能性を秘めており,データセンタ等での相互接続を高効率化できると期待される.