Questions & Answers
卒業論文研究のテーマの大枠は教員が候補を示すので,個別に面談しながら,各人の興味,適正や研究室全体としての研究戦略等を総合的に考慮して,候補の中から相談しながらテーマを決めていきます.もちろん学生自身による独自のテーマも歓迎しますが,現実的に学部生にそこまでを求めるのは難しいと考えています.
一方で,大学院生は,まずは自分でテーマを考えてきて春の合宿で内容を議論します.いずれにせよ「テーマを自分で探してきてください」と言って成果を持ってくるまで何もフィードバックをしないということは決してありませんし,学生が提案する機会は豊富に準備しています.
[NEW] 田邉研究室では,2020年度からコアタイムを設けずに運営してきましたが,2027年度からは学年ごとに週2日のコアタイムを設けます.コアタイムとは,研究室に集まって研究に取り組む共通の時間帯です.先輩や仲間と顔を合わせ,実験の進め方を教わったり,気軽に相談したりできる時間を作ることを目的としています.
田邉研究室は実験を中心とする研究室なので,実験装置の使い方や測定のコツなど,実際に手を動かしながら学ぶ技術がたくさんあります.そのため,先輩や仲間と一緒に研究に取り組む時間が大切です.例えば,4年生は月・水曜日,修士1年生は月・金曜日,修士2年生は水・金曜日というように,学年ごとの曜日を組み合わせます.こうすることで,「研究室に来たけれど誰もいなくて,聞きたいことを聞けない」という状況を減らし,学年を越えて教え合えるようにします.具体的な曜日や時間帯は,授業などの予定を踏まえて決めます.
コアタイムに加えて,定期的なミーティングにも出席してください.主なものは,週に1回,研究の進捗報告と相談を行うWeekly Meetingと,月に1回,研究室全体で研究報告を行うMonthly Meetingです.スケジュールはGoogle Calendarを使い,皆さんが事前に登録した予定を確認しながら調整します.
研究では,試してみて初めてわかることが多く,うまくいかないこともあります.そんなとき,先輩や教員の経験が次の一歩を見つける助けになります.毎週のミーティングでは,成果だけでなく,途中で気づいたことや困っていることも話してください.こまめに相談することで,研究の進め方を考え直したり,新しいアイデアを試したりできます.実験装置を安全に使うための情報も共有し,日中の活動を通じて,継続して研究に取り組める生活リズムを作ることも大切にしています.
状況に合わせて柔軟に運営を見直すことも,田邉研究室の特徴です.コアタイムについても,実際に運用してみて,皆さんの声や研究の進み具合を踏まえながら随時見直していきます.
研究室選びは悩みますが,正解は一つではありません.研究室に何を求めるかで変わってくるでしょう.ただし,指導教員の教育に対する考え方,研究のアクティビティの高さ,卒業生はどういった分野で活躍しているのか,などを調べると,自分が何を重視しているのか,そして興味のある研究室はどの程度自分の希望とマッチしているのかがわかるかと思います.
指導教員の教育に対する考え方はHPや直接話をして情報を集めるとよいでしょう.卒業生の情報は研究室の先輩学生やHPから情報を集めるとよいでしょう.
一番難しのは研究のアクティビティの高さに関する情報ですが,一つには毎年発表している論文や国際学会の数,さらに真剣に調べたいのであれば前述した(「Q:研究室の研究のレベルが知りたいのですが」の項目)論文の被引用数やh-indexを調べれば,研究室の研究が世界的にどのように評価されているかわかるでしょう.また研究費をどれだけ獲得しているかという情報もインターネットで集めることができます.これは,研究が国内的にどのように評価されているかという情報を反映しています.
いずれにせよ一番大事なのは研究室に実際に足を運んで,指導教員や先輩学生と直接話をしてみるということです .














