Tanabe Photonic Structure Group
Journal Club
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2025年度
発表内容:
シリコンナイトライド(SiN)によるKerrソリトン発生と,シリコン(Si)による変調器,分散補償器,受信器を集積し,シングルモードファイバー上でWDM通信を実証した.長さ20 kmのSMF上で1.68Tbit/sの通信速度を達成したほか,40 kmのSMFでの分散補償を市販トランシーバの1/6にまで低減することに成功した.将来的に10Tbit/sを超えるデータレートを達成する可能性を秘めており,データセンタ等での相互接続を高効率化できると期待される.