Questions & Answers
- 研究に関して
できません.教員が考えるテーマは大枠にすぎません.逐一ディスカッションを通じて一緒に考えていくことになりますが,基本的には,目的を達成するための具体的な実験や計算の方法やデータの理解の仕方,結果のまとめ方などは,自分自身で考えて進めます.うまく行った場合や,逆にうまく行かなかった場合の目標の再設定や,新たなテーマの創出も含まれています.
研究室の研究テーマはどれも世界最先端の研究テーマを準備していますので,皆さん誰でも頑張れば国際会議に行けます.積極的に国際会議に行って,世界の著名な研究者や同年代の大学生と交流を持ってもらいます.修士の学生は最低でも1回は国際学会に行ってもらいます.また国際会議に行った際には,会議だけでなく(可能な限り)色々なところも見て見聞を深めてもらいたいと思っています.学会に参加する際には,長年プロの研究者の発表を添削してきたnative speakerに,英文添削,発表原稿の録音や発表訓練などを徹底的に実施してもらいます.ここまでする例は他の大学の研究室ではほとんど聞きません.
研究の進め方は.コツコツタイプの人,研究のスピードで勝負する人,アイディア勝負の人などそれぞれです.自分に合った研究方法を見つけられるように手助けします.
プログラムが得意な人は実験の機器制御やシミュレーションなどで力を発揮できると考えています.一方プログラムが不得意な人でも実験で力を発揮できると考えています.当研究室では,デバイスを設計して(シミュレーション),物を実際に作り(微細加工プロセス),光の特性を調べ(レーザ等の取り扱い)まで,テーマは多岐にわたりますので,プログラムが得意な人もそうでない人も自分に合ったものが見つかると思います.まで,テーマは多岐にわたりますので,プログラムが得意な人もそうでない人も自分に合ったものが見つかると思います.
もし2~3年後に製品になるような研究がしたいというのであれば,当研究室の研究内容は合わないでしょう.もちろん,派生技術が直ぐに具体的な成果に結びつくことはあると思いますが,メインの研究は10~20年後という長期的な目で見たときに社会の役に立つ基礎研究分野になります.しかし,基礎研究がどのように社会に影響を与えているかを見れば,原子力(例えばEinsteinの研究)や光通信(例えばTownesのレーザ研究)など後の社会に大きなインパクトをもたらしていることでわかります.つまり,基礎研究は年月がかかりますが,社会に非常に大きなインパクトをもたらす先行投資なのです.そういった意味で,当研究室で行おうとしている研究は,社会の役に立つ研究です.
必要です.ジャーナルクラブ(教育の項のQ&A参照)を中心にして論文の読み方を勉強してもらいます.研究室に配属された時は英語がさっぱりできなかった人でも,研究者としてあるいは会社で立派に英語を使いこなしている人は沢山知っています.今できなくても,やる気があれば問題ありません.過去には決して英語が上手ではなかった修士学生も,6か月間カルフォルニア大学UC Davis校に研究留学に出かけました.本当に上手になって帰国しましたが,英語ができるようになるためのキーワードは向上心とオープンな性格です.
研究室の活動に真摯に取り組めば論文や特許はちゃんと書けるようになります.そのための指導もします.論文の執筆は,奨学金や育英会の返済免除等にも影響を与えると言われています.早い学年で論文を執筆できる田邉研究室の環境は経済的な負担の軽減にもつながります.
研究はただ一つの尺度で評価できるものではなりません.今日注目されなくても後世に再発見されるような研究もあるでしょうし,その逆もあるでしょう.教員の研究は過去には,Scientific American誌が選ぶ2007年の50の重要技術にも選ばれています.また,研究を客観的な尺度で数値化したいという要請は多く,そのために様々な方法が提案されていることも事実です.広く知られているのは,発表論文が他の研究者の論文に何回引用されているかという数(被引用数)で評価する方法です.他の研究者に注目されている論文は引用される機会が多く,そうでない論文は被引用数が少ないからです.そのような観点で研究室の論文を見れば,数値で実力が見えてくると思います.このような世界最先端の研究を慶應でさらに発展させていくために,皆さんと力を合わせていきたいと思っています.
当研究室は設計・作製・評価のすべてに取り組んでいるので,Class1000のクリーンルーム(15m3),セミクリーンルーム,Siエッチング装置,波長安定化レーザ,光増幅器,超精密ステージ,IRカメラ,結晶成長装置,高性能並列計算機,有限要素解析ソフト,電磁界解析ソフト,等,さまざまな設備を揃えています.せっかく大学の研究室で研究するのですから,普通ならば絶対に触ることのないこうした装置やソフトに触れてスキルを広げてはどうでしょうか.大学教員には研究費を獲得するという仕事があります.そのためには研究室で行おうとしている研究内容が魅力的でなくてはいけませんが,当研究室では実に様々な機関から研究費を獲得しており,そのおかげでこうした装置やソフトが整備できているという良い循環が生まれています.つまり,魅力的な研究内容と,豊富な研究設備がそろっている研究室です.もちろん,元気がよくやる気のある先輩学生も待っています.
田邉研究室では積極的に共同研究を推進しています.学内の連携,他研究所との連携等を積極的に進めています.しかし,皆さんは共同研究という語句にどのようなものを想定していますか?企業や国の研究所に実習生として滞在し,恒常的に相手先研究所にて研究することを想定していますか? 研究所へ実習生として派遣する例もありますが,それは基本的には大学院生以上だと考えています.なぜならば,最初から外に出ても研究自体は面白いと感じるかもしれませんが,将来の皆さんの伸びしろを付ける(例えば輪講を通じた学力向上や英語論文執筆等)という観点においては,大学においてしっかりと基礎力をつけながら進める研究には到底かなわないからです.共同研究として外に出る場合でも,一度矢上でしっかりと教育してから外に出します.
- 教育に関して
コアタイムは2020年度より完全撤廃しました.ただし,定期期に実施するミーティングへ出席してください.主な定例ミーティングは週に1回実施し,研究の進捗報告とディスカッションを行うWeekly Meetingと,月に1回実施するMontly Meetingと呼ばれる研究室全体での研究報告会です.これらのスケジュールはGoogle Calendarを使って調整します.つまり,皆さんが事前にGoogle Calendarで予定を入れておけばそれに合わせてミーティングの時間を設定します.田邉研究室の特徴はGoogle Calendarなどのツールを最大限活用しながら,皆さんが参加しやすい環境を作るところにあります.
それではなぜ「Weekly Meetingを毎週行うのでしょうか?」もっと頻度を落としても良いと思ったかもしれません.研究は毎日が未知へのチャレンジで,トライ&エラーを重ねる必要があります.しかし,未知とは言っても,これまでの研究の積み重ねの経験が正しい道へと導くことが多くあります.つまり,経験豊富な先輩や教授のアドバイスをこまめに得て,研究の方向性を微調整しながら進め,世界との競争に勝つことができるのです.
さらに,こまめに学生とコミュニケーションすることで,学生の悩みを早期に発見できること,研究グループで定期的に情報交換することで実験装置の安全に関する情報共有ができること,日中にきちんとMeetingが入っていることで,皆さんの生活リズムを作ることができます.継続的な力を発揮するためには規則正しい生活リズムを送ることが重要で,当研究室では学生の生活リズム作りを支援します.
輪講は研究に必要な学問知識を習得するための勉強会です.春は教科書(日本語)の読み合わせによる勉強会を週に1~2回行います.大学院生が学部学生を教えます.つまりこれは学部学生を対象とした輪講ですが,同時に大学院の学生にとっては人に教えるとことでしっかりと復習をするという効果を狙っています.学部学生向けにはさらにプログラムや実験の実習などで実際に実験をする力を養ってもらうことを計画しています.
授業とは違って,輪講は少人数で行います.また一方通行ではありません.重要なところは理解するまで教えますので,落ちこぼれるということは絶対にあり得ません.輪講は受け身の授業ではありませんので,それなりに準備をしっかりとしてきてもらいます.
田邉研究室ではジャーナルクラブ(英語の論文の紹介)を毎週開催しています.輪番制で大学院生に最新の論文のトピックを調べて紹介してもらいます.これには学部学生も参加して一緒に勉強していきます.最新の研究トピックについて勉強できます.
4月には春のコロキウムと言って,年間の研究計画発表会を合宿形式で開催します.実験では危険な薬品も扱いますので,安全教育もしっかりと実施します.意外と知らない知識もあるのです.皆さん,液体窒素は火気厳禁って知っていますか?(理由:空気中の酸素が冷やされて表面に液体酸素ができるから.)その他,高圧ボンベ講習や,クリーンルーム講習等を受けることで,産業界の様々な場面で役に立つスキルが身に付きます.
LabVIEWやMatlab講習,Linux機上で動作する並列計算プログラム(C言語),Python,機械学習,有限要素解析法やFDTDプログラム,GPIBを使った機器制御,フライス盤・NC旋盤等の機械加工の技術,さらにはPICや電子回路設計等,当研究室に入れば幅広い知識を身に着けることができます.
成績が悪くても研究者として・会社に入って社会人として立派に活躍している先輩は多くいます.心配不要です.とは言っても勉強はおろそかにしないでください.
教育に関係のない雑用は一切ありません.ただし間違えないで欲しいのは,例えば物品を購入するために業者とやり取りする,学内研究交流会の準備の手伝いをすることなどは,皆さんの研究活動の一環です.また,合宿の準備をする,学部生を指導する,後輩を指導する,学部3年生に研究室の紹介をする等は,チーム・組織として力を発揮するために皆さんで協力していかなくてはなりません.例えば物品購入に関してですが,研究室によっては学生には一切関知させないという方針のところもありますが,当研究室では,研究に必要な備品は,学生が主体となって業者と交渉して物品の選定等を行います.物品選定の最終決定(いわゆる会社でいう決済)は当然ながら教員が行い全ての最終責任も持ちますが,物品の選定の過程では学生の裁量を大きくしています.これは,将来社会で必ず必要になるスキルだからです.私は,いくら勉強ができて研究能力が超一流でも,理論物理学者になるのでない限り,業者との交渉や物品選定根拠の上司への説明・説得等ができない限り,会社や研究組織に入ってから困ると思っています.業者との交渉等を学生に任せるのは,私の研究室に対する考え方の一つに,「研究室は大学と社会をつなげる組織の一つであり,学生にとっては社会に出るための準備教育を受ける所である」という理念があるからです.
- その他
研究室選びは悩みますが,正解は一つではありません.研究室に何を求めるかで変わってくるでしょう.ただし,指導教員の教育に対する考え方,研究のアクティビティの高さ,卒業生はどういった分野で活躍しているのか,などを調べると,自分が何を重視しているのか,そして興味のある研究室はどの程度自分の希望とマッチしているのかがわかるかと思います.指導教員の教育に対する考え方はHPや直接話をして情報を集めるとよいでしょう.卒業生の情報は研究室の先輩学生やHPから情報を集めるとよいでしょう.一番難しのは研究のアクティビティの高さに関する情報ですが,一つには毎年発表している論文や国際学会の数,さらに真剣に調べたいのであれば前述した(「Q:研究室の研究のレベルが知りたいのですが」の項目)論文の被引用数やh-indexを調べれば,研究室の研究が世界的にどのように評価されているかわかるでしょう.また研究費をどれだけ獲得しているかという情報もインターネットで集めることができます.これは,研究が国内的にどのように評価されているかという情報を反映しています.いずれにせよ一番大事なのは研究室に実際に足を運んで,指導教員や先輩学生と直接話をしてみるということです.
研究室の行事としては春(3月~5月の間)に合宿形式で研究室のコロキウムを開催しています.(昨年は神成研究室と合同で開催しました.今年は田邉研の人数が増えるので単独で開催します.)これは研究に関するセミナーなので全員必修です.コロキウムは各自が研究テーマを事前に準備してきて発表します.それ以外には学生主催の夏合宿(8月頃)・冬合宿(2月頃)の開催を予定しています.夏合宿・冬合宿は遊びの合宿です.どうしたらたくさん楽しく遊べるかを考える合宿です(私は釣り・ラフティング・スポーツ・登山・スキー・温泉・伝統工芸品作製や郷土料理作りの体験等がしたいです!).研究室のチームワークを形成するためにも,将来社会人になってワークライフバランスを考えるようになったときに,遊び方に困らないためにもこうした合宿で思いっきり遊ぶことはとても大切と考えています.その他にも学科の垣根を越えて他研究室と交流をよく行っているのが田邉研究室の特徴です.
成績は皆さんが3年間頑張ってきた結果ですので,一定のウェートを占めてしかるべきだと考えます.よくありがちな「コミュニケーション力」という評価のしづらい尺度ではなく,結果で示してきた学生の希望を優先させるべきだと考えています.その一方で,研究室が豊富な発想を持つ組織になるためには,様々な学生がいることも重要です.勉強の成績がいい学生だけではなく,アイディアが豊富な学生・コツコツと努力タイプの学生・手先が器用な学生・プログラムが得意な学生・プレゼンが上手な学生・スポーツが得意な学生・研究室を盛り上げる学生など,色々なタイプの学生が集まることで,初めてダイバーシティのある集団を形成することができます.したがって,成績が特に優れた学生を落とすことはしませんが,勉学以外にも優れた実績(誰の目から見てもコミュニケーションスキルが特に優れている・スポーツを頑張ってきた・コンピュータスキルが高い等)がある学生は積極的に選考したいと思っています.
学部の卒業に求めていることは,自分の研究のテーマの目的を一般の人でもしっかりと理解できるように説明できるようになることです.そのためには,自分自身がやっている研究や実験の詳細はもちろんのこと,その背景や社会的な要請を理解している必要があります.またそれを効果的に発表する力も身につけている必要があります.前者は日常の研究室での研究活動で身に付き,後者は輪講やミーティングなどで発表する機会で身に付きます.いずれも研究室の活動に真摯に取り組むことで身に着くものです.
一方修士には,上記に加えて自分自身で考えてそれを具現化する力をつけてもらいます.自分自身の考えをまとめて人を説得する力は,例えば春のコロキウム(合宿)で自分自身のテーマについて提案・発表する機会によって身についてきます.
当研究室は博士課程進学希望の学生を積極的に応援します.博士の学生には自分自身で考えて具現化したテーマを完遂する力を求めます.博士と聞くと卒業後の進路としては,大学の先生や海外の研究機関を想像しがちですが,今後は企業においても重要性が増してくるものと考えています.特にこれからの世の中は,企業にとっても従来からのビジネスモデルだけでは収益を上げることが難しくなってくるので,新しい技術に基づいた新しい収益構造を作り出していかなくてはいけなってきます.そうなると研究開発の比重や,新しい仕組みを作り出せる能力を持った博士の役割が一層増すと考えられます.特に工学分野の博士はこれからますます世界に活躍の場が増えると考えます.
また,博士課程はこれまでは通常は3年でしたが,優秀な学生は最短で1.5年に短縮することができます.当研究室では早期修了を応援します.優秀な学生という意味は,前述した博士の学生に求めること,を3年かけずにクリアできる学生という意味です(もちろん博士号取得には論文の数が重要になってきます).また,博士課程の学生には経済的支援も検討します.田邉研の博士課程はこれまで全員が何かしらの経済的支援を受けてきました.
居室の整理整頓は気を使っています.床にはOAフロアを敷かれ,机や椅子等が搬入され綺麗な居室が整備されています.当研究室では定期的な清掃を行い,整理整頓した居室環境を目指しています.14-515に訪問して実際に自分の目で確かめてください.
原則的にありません.研究室によっては快適なソファーや寝具を学生居室に運び入れていることがありますが,そうするとどうしてもダラダラと居室に留まってしまうので,田邉研究室ではそれは禁止しています.これからは限られた時間の中で効率的に仕事をすることが求められており,学生の時からそのような仕事の仕方を学ばなくてはなりません.当研究室では夜遅くまでいることを良しとせず,継続性をもって昼間に研究活動をすることを求めています.ただ,理想と現実のギャップは常に存在するのも事実なのでバランスも必要です.我々は常に理想を追求しますが(夜間残留ゼロ),実際には卒業論文前に夜遅くまで滞在してしまうというケースはあり得ます.ただし,これは個人個人の仕事の進め方によるところが大きい点は強調しておきます.
まず,大前提として就職活動関連情報は研究室単位で取りまとめるものではありませんので,学科として求人が高いので全く問題はありません.実際に文系理系問わず様々な企業や官庁に就職しています.田邉教授は,これまで就職担当委員も務めていますし,ヘッドハンティングの会社の顧問も務めているので,求職市場に精通しています.また,研究室のOBOG組織だけでなく,神成・小原・寺川・武岡・田邉研究室の研究室のOBOG組織もあり,そちらは大企業のトップ等年配のOBOGの方も沢山いらっしゃるので,ネットワークを構築する機会に恵まれています.
博士課程学生の就職先は,大企業,官庁,アメリカの企業,国研とバラエティーに富んでいます.田邉教授は博士課程への進学を積極的に推奨しています.巷では就職難が報道されますが,電気情報に限っては市場規模が大きいので,博士課程に進学しても求人も多く就職にこまることはありませんので安心してください.
この質問をよく3年生から受けるのですが,状況を整理して,かつ,間違った情報を出さないために田邉の基本的な考え方を示します.
まず本当に留学したいのか,それとも国際的に活躍して国際会議で発表したいのか.皆さんが何を求めているか整理したいと思います.
国際会議で発表するのであれば,当研究室は積極的に進めています.国内のどの大学研究室よりも修士課程学生を積極的に国際会議に派遣していると胸を張って主張できます.例えば,2022年5月には,コロナ禍でまだ海外渡航が躊躇されるところ,修士2年生の学生4名全員がシリコンバレーで開催される国際会議に出席しました.そのうちの1名は3ヶ月後にはオランダで開催された国際会議にも出席しました.困難な状況にも負けずに国際会議で発表するのは,田邉研究室の研究は国際的な場で発表することが「普通」だからです.
一方で,修士課程の学生に海外留学をさせることは想定していません(短期の同研究での滞在は除く).博士課程の学生には積極的に長期的な海外留学をさせます.一方,大学院から海外の大学院に進学したいという学生は積極的に応援します(しかしそれは自己責任ですから自分で道を切り開く必要がありますし,それができなくては留学先での成功はありません).
語学留学であれば大学がサポートする留学や私費留学があります.田邉教授は大学の国際センター学生交換・在外研修委員を長く努めており,留学を希望する学生の面談など多く行ってきました.このような留学は皆さんの経験が深まると考えますので積極的に応援しますが,これらは研究室の活動とは別のレールにあるものです.
私が考える研究室での留学とは,慶應義塾の博士課程を修了する博士としてふさわしいグローバルな視点を持つために,一定期間win&winの関係にて海外にて研究活動を行う事と位置付けています.修士課程で,しっかりとした基礎学力と自分自身の技術を身に着けた後でないと,相手研究機関にとっても自身にとっても,研究の面でwin&winの関係は築けませんので,基本的には修士課程の長期留学はありません.ただし,実際には,修士2年生の学生がUC Davisに研究留学行ったり,学部四年生の段階でFreiburgに研究しに行ったりしますので,例外は常に存在します.
はい,休めます.当研究室ではIT技術を積極的に活用しており,ミーティングの日時もトップダウンではなく,ウェブスケジューラを使って学生一人一人の都合を見ながら調整します.また事前に休むことが分かっていれば,スケジューラ上で事前報告しておけば,旅行等で休むことも問題ありません.(もちろん全てはバランスの話で,休みが重なって研究の進捗が遅れない範囲での話です.)
- 田邉教授の教育とは
- 田邉研究室の研究について
- 必見!研究室紹介ビデオ
- もっと深堀りTANABE Lab.
- 研究室の雰囲気がよくわかる!
- 2024年度配属者向け研究室説明会
2024年度配属生向けの研究室説明会を実施しています.オープンラボは自由に研究室に出入りしてください.また,いつでも個別説明会を受け付けます.
<開催中>
- 10/23(月) 16:30~ 説明会1回目 (場所: 14棟2階 DS43)
- 10/27(月) 18:00~ 説明会2回目 (場所: 14棟2階 DR8)
- 11/ 2(木) 16:30~ 説明会3回目 (場所: 14棟2階 DR7)
- 実験室見学・オープンラボ(随時実施中)
個別説明会・ラボツアー